苺畑でつかまえて

カツ&サリー、闘いの記録

我が家の芝生

どこの家庭にも、その家のルールがあると思う。ルールというと大袈裟かもしれないけれど、家族間の暗黙の了解の様な、いつの間にか、当たり前になっている、その家独自の習慣の様な物。

例えば私の生家では、大工仕事は母親の担当だった。それはもう、私にとってはしごく当たり前の事で、どこの家でも父親が仕事をしている間の家の中の事は、全て母親がするものだと信じて疑わなかった。
それがある日、私がまだ小学校に入って間もない頃の、確か社会科かなんかのテストで、これは誰の仕事ですか?という問題があった。

問→ごはんをつくるのはだれですか?
答→おかあさん

問→いぬごやをつくるのはだれですか?
答→おとうさん

この問題に、私は迷わず、犬小屋を作るのはお母さん、と答え、大きなバツを頂いた。どうしても納得が行かなかったけれど、教師からは「それが普通なんですよ。」と言いくるめられた。

その頃からかな?
私はいつも、
じゃあ、普通ってなんなん?
と思う事が多かった。


そして現在。
今のカツは、犬小屋を作る、どころか、自分の日々の生活にさえも人の手を借りないといけない状態でいるけれど、それでも私達には、それが「私達なりの普通」なのだ、と思っている。

何もわざわざ他人と比較して、自分を惨めに感じる事はない。

どんな家族にも、それなりの暮らしがあって、その中で愛し合ったり喧嘩したりしながら、お互いのルールが出来上がって行くのだと思う。そしてその過程には、障害の有無なんて全く関係ないと、私は確信している。


今のカツの担当は、使い終わったティッシュの箱を潰す事。これだって立派な家事だと思う。

箱

こんな風にやっていますよ。

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他には、寝室のカーテンを閉めるのも、カツの担当。

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もちろんリハビリも相変わらず頑張っている。時間がかかるのは仕方がない。ほんの少しずつしか進歩しない。でも、ほんの少しでも進歩しているのだから、贅沢を言ったらキリがない。

お箸の訓練。少しは上達して来たと思う。

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最近は、小さいペグもつまめる様になった。

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こんな風に、我が家のルールは増えて行く。もちろん世間一般のルールとは程遠い。でも、それで良いと思っている。世間は世間、我が家は我が家、である。

そう思えば意外と、我が家の芝生も青々としているのかもしれない。



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Author:katsutsun
若くして脳幹出血に倒れ、中途障害者となったカツの毒舌ブログ。

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