苺畑でつかまえて

カツ&サリー、闘いの記録

どんな脳も学習する

発症当初、カツの後遺症は結構な重症さだった。とてもじゃないけど、2人暮らしなんて危険で許可は出来ないと、リハビリ病院の担当医に言われた位だった。もちろん自力で車椅子を動かす事さえ出来なかった。でも私は、自力で出来ない事は「電動」でも良いから、補えるモノは補って、とにかく「生活する事」を優先させた。それは間違っていなかったと、今でも思っている。

電動だって良い、自分の意のままに「動ける事」が大切だと思う。
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最近になって、今までずっと試行錯誤を続けていたカツの箸の形も、ようやく決定できそうになって来た。何の事かと思われる方もいらっしゃると思うけれど、練習を始めた頃のカツは、いわゆる「介護箸」でさえ、まともに持つ事すら出来なかった。その為に、補助の「棒状の何か」が必要で、OTの方は大変に頭を悩まされたと思う。

これが、最近使っている形。
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この箸のお陰で、私達の生活が「激変」しつつあるのは、最近の記事にも書いているのだけれど、本当にもう、何度書いても書き足りない程の大きな変化をカツに(そして私達の暮らし、そのものにも)もたらしてくれた。どんなに感謝してもし尽くせない気持で一杯になる。

「箸練習('10-9-14)」小さなブロックを挟む。
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「箸練習('10-10-19)」オカキを食べる。
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こういった練習を重ね、また自宅での食事という実践を積み重ねていくうちに、箸さばきは見る見る上達していった。挟んで口に運ぶ、だけではなく、一口大に「箸で切る」事も出来るようになった。
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そして、ここからがとても不思議な事なのだが、箸を使う様になって以来、カツの右手にはとても大きな変化が現れた。それは箸を使う以外の時の、右手の動きが良くなったという事。多分、箸を使う事自体が右手にとって、とても有効な「訓練」になっているのだろうと思う。

パンを食べる。以前は、握りつぶしてしまって出来なかった事。
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こんな事まで出来る様になった。小さなスプーンでヨーグルトを食べる。
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同時に課題だった左手、これは結構な難題だった。まずはテーブルの上に乗せる所から始まった訓練。その後、真っ直ぐ平行に動かす事を、ひたすら練習した。
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最近は、ようやく実生活に参加しつつある。例えばこんなパックの野菜ジュースを飲む時には、出来る限り左手で行う様にしている。
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スープ等は、両手マグを使って飲む様にもしている。
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もちろんパソコン操作は、今や毎日の日課となっている。
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こういった事は、何も「手」に関してだけの事ではない。例えばこんな立ち上がりの練習。
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それは今、こんな風に生活に活かされている。
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カツの状態が、ここまで回復するなんて、おそらく急性期の病院では思ってもみなかった事だろう。
ここに至るまでの全ての療法士さん達に、心から感謝の気持を伝えたい。

本当にありがとうございます。
そして、これからもどうか、ヨロシクお願いいたします。



敬愛する「山田規畝子」先生が、その著書で書かれていた「どんな脳も学習する」という言葉の通り、カツの脳細胞もきっと学習しているのだろうと思う。そしてそれは、これからも変わらないだろう。


私はずっと、こうやって記録していこう。
これが2人の、越えて来た道だと、未来の自分達に自慢する為に。




「歩行/'10-12-10」
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「歩行/'11-01-21」
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「歩行/'11-01-28」
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