苺畑でつかまえて

カツ&サリー、闘いの記録

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鳥の目、虫の目

カツを診て「歩行不可能」と医療関係者達が言ったのは、それは一にも二にも、体幹失調の度合いが酷かったせいではないか?と、今では思っています。
そう言えば発症当初、障害者手帳申請の際に書いてもらった診断書に、下肢に関する記載が殆ど無かったので主治医に尋ねた所、体幹失調1級相当なので下肢への言及は意味を持たない、というような事を言われました。当時の私には、さっぱり意味が分からなかったのだけれど、結局はそういう事だったんだろう、と思っています。



でも、じゃあ、その体幹失調とやらは、回復するの?

そう思われている方に、私は断言します。
はい、回復します、と。


では、どんな風に、何をすれば良いの?

そう聞かれると、少し答えに困ります。
なぜなら、私達を悩ませているこの後遺症は、それを負われた方、それぞれで微妙に違いがあるからです。



こんな風に考えてみてはどうでしょうか?

この「リハビリ生活」を、例えば「ひとつの事業」の経営とします。
そして、会社や事業の運営をする時同様、長期目標を掲げ、長期目標を達成する為の短期目標をたて、その為に「今やるべき事」や「クリアすべき課題」等を抽出し、目の前の課題を解決する「方法」を考える。
こういった経営戦略的な考え方を取り入れる事によって、後遺症やそのリハビリに対しての客観的な目を持つ事も大切なのではないか、と最近思う様になりました。



よく言われている、
鳥の目、虫の目
というヤツです。


鳥の目、というのは、空の高い所から、遠くの目標をみつめる目の事。
また、虫の目は、足元の身近な問題をみつめる目の事



この「二種類の目」を持つ事が、長い闘病生活には重要なのかもしれないと思うのです。
こうして、長期目標と短期目標をしっかりと心に掲げる事で、きっと「いつまでたっても良くならない。」と焦ったり悲しく落ち込んだりする気持も、少しは軽くなるのではないかと思うのです。

もちろん、問題がそんなに単純でない事は、よく分かっているつもりですが・・・。





と言う訳で、いつかは自力歩行を!という長期目標に対して、今現在行っている事は、もちろん体幹強化の筋トレもありますが、その他に「立位時の重心の感じ方」強化というのがあります。

なぜなら、歩くという事は、常に「重心を移動」させている訳で、その「重心」が感じられなければ、移動させる事は難しいと思うからです。移動させれば「重心」は崩れます。崩れた「重心」を、崩れていると感じ、バランスをとる感覚が現れなければ、自然に身体が動かず、頭では理解出来ているはずの姿勢が取れない、といった状況になってしまいます。また、分かっているはずの姿勢を無理矢理とろうとすると、間違った所に余計な力が入ってしまって、結果、姿勢はおかしいは、筋肉痛にはなるは、という悲しい事態に陥ってしまうのす。


カツも、かつてはそうでした。
変に力が入るために、背中や腰を随分と傷めました。
3年前の、立位訓練の写真です。背中が少し弓なりで、お尻が出っ張っています。真っ直ぐ立とうと懸命になるあまりに、結局、変な姿勢です。

130


でも最近ようやく、自然な立位を手に入れました。
写真の大きさが違って、比べにくくて申し訳ないのですが、明らかに肩の力とかも抜けて、自然に立っていると思いませんか?

立位





今現在は、重心の移動(バランスを取るという事)を、目標にしています。虫の目です。
担当の療法士さんが、アイディアマンで、歩行器を使う前のワンクッションに、こんな方法を考えて下さいました。体幹失調の強い方には、オススメかもしれません。

平行棒を斜めにして、幅を狭くして、
平行棒

その上に、この台を置き、
台

左右には崩れにくい「歩行器もどき」を作ります。
こうした「知恵の積み重ね」が、いつか必ず、長期目標達成に繋がるものと信じています。








さあ、歩こう!!

歩け



≪ ありがとうのバトンホーム経営方針は「何でもアリ」 ≫

Comment

たんぽぽ

歩くと言う動作には「足裏感覚」も大切です。
私はここ最近、足裏感覚の戻ってきているので
歩きやすいです。
カツさんの足裏の感覚は如何ですか?

主人の障害者手帳にはしっかりと「体幹1級」と書いてあります。

でもこれは、退院直後、リハ病院の先生が書いてくれた診断書から。でも1年近くたっているものね~。
先生はお書きになっていても、あきらめていなかった。

重心の移動、背中、腰等のいい姿勢はリハさんたち、うるさいです。
SALLYさんの記事を拝見しながら、ウン、ウンとうなずいて、
さ、今日もがんばるぞ!
と思いました。ありがとうございますv-22

すっくときれいな立ち姿だと思います。
足に重心がきちんとのってる感じがします。

リハビリの様子の写真を撮らせてもらえるんだな と思い、
そういえば、娘のリハビリ室は狭いせいか、付き添いは中には入れてもらえませんでした。
おまけに療法士さんが足りないらしく、どのリハも時間の半分は自主練習や2~3人一緒に見られてました。
それってどうなのよ と不満に思ったりしてました。

貢物もおおっぴらにされてました。
それでどうのこうのということもなかったとは思いますけど。
ちなみに私もしてました。
少しでも気にかけていただきたいという身内心と言いますか…

話がそれましたが、熱心な療法士さんは本当に研究して、自腹で研修や講習にも参加して頑張っていらっしゃいます。
カツさんのところは綺麗だし良いスタッフがいらしてよかったですね。

たんぽぽさん

いつもコメント有難うございます。

以前はどうしてもつま先立ちになりがちだったのですが、最近は、かかとまで付く様になり、足裏の感覚もアップしてきたみたいです。

また、目で見て確認しなくても、自分の足がどのへんにあるのかが、何となく分かりやすくなったみたいです。

嬉しい限りです。

今後ともよろしくお願い致します!

クローバーさん

いつも本当にどうも有り難う!!

良い姿勢、正しい姿勢をとる事って、本当に難しいですよね。それに「地味」な事だから、なかなか続けるのにも気力が必要・・・。でも必ず成果があらわれると信じて、また頑張ります!

これからもヨロシクね~ ^^/

HAHAさん

コメント有難うございます!

カツのリハビリは、もうこれで6カ所目になりますが、やっと良い環境に巡り会いました。 ^^;

娘さんの手術、大変だとは思いますが、HAHAさん、どうかあまり思い詰められません様に。
手術の成功と、術後の娘さんのご回復を、心よりお祈り申し上げます。

リハビリの病院、6か所めとのこと。
リハビリの病院って、こちらの意思で変われるのですか?
それって、エネルギーいりますか?
娘は 
救急車⇒地域統括病院⇒手術の病院⇒リハの病院
とすべて、言われるままに移動したんです。
病気・病院に対する知識も情報を得ることも知らなくて。

私も夫の姿勢にはすごく気を使っています。

しょっちゅう、立っている時、傾いてないか?(夫の場合は非麻痺側に傾く傾向があります)座ってる時にどうか?と。
一番良くわかるのは、裸で立っている時(お風呂で何度か立たせます)です。骨盤が麻痺側が引いてたりとかすぐわかります。

私が入院しその後手術後の痛みで今までしていた夫の下肢へのリハビリがあまり出来ません。

少しづつ、歩容とか悪くなってきていて非麻痺側に寄って行く感じで歩くようになっています。

毎日、やってたことを少し休んだだけで影響がでてくる......

介護者が病気になる!ということの大変さと、リハビリをやってあげられないもどかしさをつくづく感じています。

”この「リハビリ生活」を、例えば「ひとつの事業」の経営とします。”

この文章!!sallyさんって本当にすごい!と思います。
まさしく、その通りで私達も小さな目標を立て、それが出来るようになると一つクリアできた!と喜びあっています。

いつも有難うございます。

HAHAさん

コメント有難うございます。

私も最初は、自分で動かないといけないなんて、全く知りませんでした。

確かにエネルギーは必要ですが、受け入れ先の病院(場所や手段)があれば、そこに変わるのは患者側の自由だと思います。リハビリの手段は何もリハビリ病院だけではありませんからね。

カツの場合は、こんな感じです。正確には6カ所以上でした。^^;

  ●←入院中、及び退院後
  ○←通いのみ

●救急病院(急性期リハ)
●リハビリ病院A(回復期リハ)
●リハビリ科のある一般病院
○訪問リハビリマッサージ
○歯科病院に併設されたST
○区で運営の福祉施設
●ITB手術の為、入院した大学病院のリハビリ科
●リハビリ病院A(術後のリハ)←再入院
●リハビリ病院B

一般的には、例えば「通所リハ」とか、また「障害者スポーツセンター」等、他にも選択肢はあると思います。まずは情報収集から始められてはどうでしょうか?




HAHAさん(訂正)

すみません!!
書き込みしてから、間違いに気がつきました。
病院の履歴、上から3番目の一般病院は、
入院ではなく通院のみです。

失礼しました~ m(ーー)m

ひろままさん

コメント有難うございます。

介護者の病気って、本当に大変だと思います。
私も、自分の健康管理にも気をつけないと!と思うのですが、なかなか上手く出来ませんね~ (==)
ちょっと不謹慎なんですが、時々「私がショート・ステイしたい!」と思う時があります。

そういう制度があれば良いのですけれど。

『鳥の目、虫の目』うちのあきなはどっちなんだろうか????
僕思うに両方かなと。。。。
まだまだ皆様より全然うまく行かないが、(だって赤ちゃんだし・・・)
あきなのペースで頑張って行こうと思います。
カツさん、僕は励みになってます。今後もよろしくお願いします^^
僕らも頑張ろう頑張ろう・・・・
あきなもカツさんみたいになりたいはず。

Kさん

コメント有難うございます。

「鳥の目、虫の目」は、常にふたつでひとつです。
どちらかが欠けても、アンバランスになってしまいます。

例えば、理想ばかりを語る人。じゃあ、明日の事はどうするの?具体的には何をするの?と言いたくなってしまう人。
こういう人には、虫の目が必要。

例えば、今の事しか目に入らない人。やたらめったら色々と手を出すのは良いけれど、その行動はいったい何処に向っているの?目的は何なの?と言いたくなってしまう人。こういう人には、鳥の目が必要。

こんな感じですが、ちょっと「偉そう」になってしまいました~(><)すみません~m(ーー)m

"ちょっと不謹慎なんですが、時々「私がショート・ステイしたい!」と思う時があります。"

私も声を大きくして言いませんでしたが.......
今回の入院は少し夫の事を忘れてのんびり出来るかなー?

と、手術の大変さはさておき“楽しみ”にして”楽しんでる”自分がいました。

入院、手術って大変なことなのに、こんな風に思ってしまう自分が可哀そうになりました。
 
ぎっくり腰になってしまったのは想定外でしたが........
先程来て下さってた訪問マッサージの先生は「全身麻酔したお陰でぎっくり腰も早く治ったんですよー、ブロック注射みたいなものですから....」
そーなんだー。

sallyさん ありがとうございました

言われるままに病院を移ってました。
今行ってるリハも、
「顔面麻痺のリハのノウハウを持ってる病院ですから」
と言われ行きましたが、入院して療法士さんに言われたのは、
「そういうものはありません。過去にも若い娘さんで顔面麻痺のかたも記憶にありません」
でした。
「・・・」 ですよね。

もっともっと、こちらから動かないと駄目ですよね。
病院や医者に強く言われると、すぐ、へゲッとなる根性無しで…
おまけに無知で。
へゲへゲしてないで、肝っ玉で頑張んなきゃ。

ひろままさん

コメント有難うございます。

ギックリ腰が全身麻酔で改善するなんて!!
私も初めて聞きました~(@@)
でも、言われてみれば確かにそうですよね。
まさに、ケガの功名! ^^;


HAHAさん

コメント有難うございました。

そんなに簡単に「肝っ玉」にはなれませんよね~ ^^;
誰に聞いても、結局、要領をえない事、沢山ありました。
「話が違うじゃないか!」と腹が立つ事もあったし、
病院や医者に強く言われて、それこそヘゲッとなった事もありましたよ。

HAHAさんだけじゃなく、見守る立場の方々は、
みんな結構似たような経験をされていると思います。
リハビリされている方々が、少しずつ回復されるのと同じで、
私達も、少しずつ強くなれば良いのではないでしょうか?

HAHAさん、いつも応援していますよ~ ^^/
ファイトです!!

なるほど

SALLYさん
ありがとうございます。
ふたつあってバランス良好なんですね。

全然 偉そうじゃありませんよ~~~

ありがとうございました。

正直、何故か和みました。(いい気分♪)

Kさん

コメント有難うございます!!

ふたつあってバランス良好なんですが、
でも、なかなかバランスを保つのが難しくて、
どうしても、どちらか片方になりがちです。

自分への戒めでもあります~(><)


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若くして脳幹出血に倒れ、中途障害者となったカツの毒舌ブログ。

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