苺畑でつかまえて

カツ&サリー、闘いの記録

カツブログ-5/障害人


脳出血を起こし身体が不自由になったと思ってるだろうがそんな生易しいもんじゃない。身体の不自由はもはや人間でない事を意味する。

脳出血で身体が不自由な障害者になったのではなく、脳出血で身体が不自由な障害人として生まれ変わったのだ。障害人は人間ではないのだから当然、人間扱いされないし人間としての尊厳なんて一切ない。

そんな目に遭っても我慢、我慢、ひたすら我慢するしかない。


事実、新井薬師の傍の水野病院に入院した時には一度もトイレに連れて行って貰えない事があった。俺が入院した病室の他のボケ老人達と同じ扱いを受け、オムツを無理矢理履かせられた事があった。俺はボケてないし、オムツなんか必要ないのにである。

その病院に入院した5年くらい前は、妻がどうしても大阪の実家に帰らなければいけない用事が出来て、その間は他所で介護を受けなければならず、最初は業平ホーム(なりひら)と言う老人ホームに入所した。妻の代わりなんてとても務まらないのだが、誰もいないよりはマシだろうと俺の母親が代役を努めた。その老人ホームでは俺と歳が近い職員達から「オトーさん」と呼ばれた。子供もいないのに・・・。

俺が「オトーさん」だなんて、それまでそんな風に誰からも呼ばれた事が無かったのでビックリした。

安楽尿器と言うカップにホースが付いていて、その先のタンクに尿が溜まる仕組みの物があるのだが、そのタンクが倒れて尿が零れてると女の若い職員に「ウワーッ」と言われてイヤな顔をされて、「あ~あ~」と言われながら零れた尿を片付けられた。俺は内心「「あ~あ~」じゃねーよ、バ~カ ! 」と、思っていた。思ってはいたが凄い屈辱だ。このバカ女は他の老人達にも同じ事を言って不快な気持ちにさせてるに違いないと思った。

パー車からベッドに移る時も毎回毎回、力づくでやられた。段取りさえととのへば自力で立てるのに、まるでプロレスの様にやられた。特に安田大サーカスのクロちゃん似の職員は酷かった。

それでも我慢、我慢するしかない。






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Comment

悲しい。。

katsuさん、
なんだか、悲しい気持ちになりました。
katsuさんが、常に我慢してるのを読んで
辛くなりました。
katsuさんの気持ちに寄り添う事しか出来ないけど。。

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若くして脳幹出血に倒れ、中途障害者となったカツの毒舌ブログ。

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