苺畑でつかまえて

カツ&サリー、闘いの記録

カツブログ-47/貞子の手


7 の「脳幹出血」にも書いた「本当の手」ってヤツの存在って言うか、そう感じてしまう誤った感覚が最近寝てる時に多い。しばらく全く無かったのにまただ。
寝てる時に多いのは寝惚けてるのも原因の一つだとは思うが、でもそうなる時意識は覚醒してるので寝惚けてるとしたらそれはやっぱり脳だと思う。今は何回か経験した後なので、また起こっても「またかよ ! 」と思うだけだが久々に起こった一番最初の時はビビったビビった。その時の恐怖ったら・・・。

寝てる時に、と言っても意識的にはハッキリ覚醒してるんだけど、顔を掻こうと左手を曲げたら明け方の薄暗い中を
貞子の手がモゾモゾ布団の上を這いつくばって迫ってくる。
「うわっ !! 」
sadako90.jpg

でもよく見りゃ俺の左手だ。
「あれ ? 」
「今、俺の左手は頭の上の方に在るはずなのに何でここに在るんだろう ? 」
って思った。
その貞子の手には全く覚えがないって言うか、何か俺とは無関係な感じ。だけど実は俺の左手だ。こんな事が最近は度々起こってる。しばらく無かったから、もう起きる事は無いと思ってた。

このリアルな錯覚が極々最近はケツにも起きてる。「またウンコネタかよ ! 」って言われそうだけど、「コレは間違いなくいるな」って出る時のアノ感じがあるのに実際は出ない。せっかく「♪まるまる、もりもり、ウンコが出るよ♪」って感じなのになぁ。一時間ぐらいトイレに座ってても出ないので、40の「オチない話」の <一番偉いのはウンコ> に書いた例の「クック手袋」をした妻に俺のケツの中を確認して貰う。すると「影も形も無いよ」と妻。「えーっ ! そんな馬鹿な ! 」と俺。コレが「錯覚」とはとても思えないし、コレじゃ逆に本当の時が判らなくなってしまう。

それから以前よく在ったのはベッドからパー車に移乗した時、背筋が「ジャミラ」って言うか「セムシ」みたいな日とそうじゃ無い日。
ジャミラ

一番最初の広尾病院の頃は背筋に「座椅子」が張り付いた感じが長かった。それが最近は身体が縮んでるって言うか、まるで肋骨が腸にめり込んでる感じがする日とそうじゃ無い日が在って、俺は「寸詰まり」の日と呼んでる。それとプラスで時々在るのがキッチン用品のボウルを背負ってる様な感じ。パー車に移乗した時に座り心地が凄く悪くて良く判る。いずれもそう感じるだけで、実際には何も変わってない。だから全て「錯覚」って事なんだけど凄くリアルで、とても「錯覚」では納得出来ない。って言ったって納得するしか無いんだけどさ。どんなに変な感じでも。

以前よりだいぶ減ってはいるが、こんな事が発病から9年以上経った今も在る。
この「錯覚」は一生続くんだろうな。
「寸詰まり」じゃ無い日は腰がフニャフニャして何故か右側に身体が倒れる。これは「錯覚」じゃ無くって本当。

最初に書いた貞子の手はこの文章を書き始めた4月頃は在ったが、8月現在はまた起こらなく無くなって久しい。が、今度はいつ貞子の手がやって来るのか分からないので少しビビってる

今までも色んな「錯覚」を体験してきたが今回のは凄くリアルだ。
一番最初の広尾病院に運ばれた当初から手のひらの皮の中に「砂利」が詰まった感じが長く続いた。その後は寒い時に手が「かじかむ」感じが「錯覚」だから真夏のクソ暑い時でも在った
手足が身体から離れて何処かへ行く様な感じも在った。俺のベッドまで診察しに来た医師のポケットに俺の足が入り込んで持って行かれたから、今はココに無いって感じ。「さっきの医師がもう一回来てくんないかなぁ。俺の足、返してくんないかなぁ」なんて奇妙な事を思ったりした。今にしてみれば奇妙な話だけど、その時はマジだった。
一番最初の広尾病院の時から未だに続いてるのは上半身の特に肋骨の周りを針金でがんじがらめに縛られた感じがベッドで仰向けになった時に多い事。
それから「顔にアロンアルファを塗って乾いた感じ」の違和感が現在も少し残ってる。
これも「和紙が張り付いた感じ」と言う人もいて、人に依って感じ方や例え方が違う様だ。

そもそも顔にアロンアルファを塗る人なんていないけどさ。エスパー伊東ならやりそうだけど。


















前々回から俺のブログにコメントくれた人に「お礼」と一寸した「コメント返し」する事にした。

今までコメントくれてた人達には悪いけど、決して今まで無視してた訳じゃ無い。
「今日は誰からコメントが来てるかなぁ」と心待ちにしてた。
「コメント返し」するには身体的に難しかったが、漸く余裕が出て来たので前々回からになった。
乞うご期待!!

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Comment

アロンアルファ

健常者の頃、顔にアロンアルファが付いたことがあります。
非常に的を得た表現で、良く解りました。

感覚

カツさん こんばんは~。
私もこんなトコから右手が出た、という感覚(錯覚?)あります。発症1年くらいから よくありますよ。やっぱり私も明け方です。
私の唇は納豆のネバネバだけを塗りたくった感覚が四六時中します。右目は試合後のボクサーのように腫れているような…(試合したこと無いし、ボクサーでもないけど)

ところでカツさんのポニョの調子はどうですか?
こんなこと聞いてすいません…私のポニョ?は発症以来 「開店休業中」です…
次回も超楽しみです!

うう、やっぱり怖かったじゃん

こんばんは

sallyさんのことばでやってきました。
ビビりの私は「ドキ~!!」でしたよ。

ところで、私は2ヶ月くらい前に、眠ってる時に
「○○こ」が出た感覚があって、
「うっそ~~どうしよう・・・」
と起き上がりましたが、姿はありませんでした。
とてもリアルに感じたんですよね。
あまりのことに、黙ってるのがもったいないので、
娘に話しましたが、反応なしでした・・・。

それから、更年期障害がひどかったときは、体を、
特に足を虫がもぞもぞ這ってる感じに悩まされてました。
あれも、ほんと気が狂いそうに気持ち悪い感覚でしたよv-409

怖いね。。

KATSU兄、
やっぱり、ある意味怖い話だね。。
KATSU兄の、表現は想像がつきやすくて
へ~えそうなんだって。。あらためて後遺症の
事を知りました。

KATSU兄の、返事。。「みきさん」は
遠くて淋しかった。。ミキでいいのに。。

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貞子を知らない年代ですが・・・

カツさん

baabaは毎日2回はカツさんと魔法使いサリーちゃんのブログをチエックしてますからね

貞子の手は何度も何度も読みました。
錯覚の後遺症の凄まじさに言葉もありません

こんな辛い体感をユーモアたっぷりにリアルな文章にしちゃう
カツさんは天才作家?

いつも前向きな明るいお二人を応援してます

余談ですがカツさんの担当のPTさんかっこいいですね
それにとてもまじめで優しそうな方ですね

錯覚

こんなにすごい経験はありませんけど、これに似た経験はあります。

元気な時感じた感覚とはまるで違います。
たとえば私の左半身の皮膚感覚は異常です。
汗が流れただけでなんと言ったら良いのかな「もう、大きな虫が大きな足で這っているようです」。

きっと伝達がうまくいっていないのでしょう。

凄いものなんですね。
確かに貞子に出られちゃ怖いワ。

その変な感覚を非常にうまく言葉に表してくれてますね。
理解がしやすいです。

カツさん こんばんは
貞子の手なんて題名だからドキドキしちゃいましたよ~(><)
以前 テレビのドキュメンタリーだったか ドラマだったかで見た事があるけど こうして体験談を聞くとリアルです
いろんなケースがあるんでしょうけど いや~な錯覚が起こりませんように…

こんにちは~

「貞子の手」はビビりますよね。

私には貞子の手はやってきませんが、右足の位置認識が誤作動しているようで、歩いていると時々ドアなんかにぶつかって痛い思いをしています。

あと、アロンアルファは私も顔に塗られた感が出てきます。私のアロンアルファはシュルツ博士の自律訓練法に時々助けてもらっていますv-352




こんばんは

こんばんは。
新しいエントリーを5つほど読ませていただきました。
はじめてこちらを拝見した時もそうでしたが、たくさんのことを気づき、思い出させていただきました。
感覚の表現・・・とっても分かりやすいです(^^)
私のブログにリンクを貼らせていただきました。


◯群馬@太田さんへ
コメント有難う御座います。アロンアルファが皮膚に付くと本当取れませんよね。ところでW1とXSを乗り比べた人に依るとW1は男性的で豪快な感じでXSは女性的で線が細い感じなんだそうでね(実際の男女は逆ですけど) 。俺は残念ながら両車とも乗った事無いんです。精々、TX-750を30分ぐらい乗っただけで、ツインにしては音が静かな印象しか残ってません。大分前バイク雑誌にW1とXSのコレクターの特集記事が載ってて、その人も群馬の人でしたが、ヒョットして・・・。

◯まいどちゃんへ
コメント有難う御座います。俺は納豆は結構好物だけどそれはさすがに唇を拭きたくなりますね。でも「錯覚」だから拭き取れないんです。ずっと変な感じで気持ち悪いの良く分かりますよ。そう言えば発病して一番最初の広尾病院に運ばれた時、俺は唇と舌しか感覚が無かったので妻の手やリングを犬みたいにペロペロ舐めてたのを思い出しました。何とか感じ取ろうとしたんでしょうね。他の人だと抵抗持ちそうな事でも俺は全然平気なので何でも訊いて下さいね。

◯Sunshowerさんへ
コメント有難う御座います。俺も夢の中でウンコしたので「これは漏らしたな」と思って看護婦さんに確認して貰ったら何も漏れてなかった事が有ります。最近もたまに在るけど我が家では「「寝ウンコ」はマズ無いでしょう」って事になってます。それにしても虫の話は凄い話ですね。俺はとにかく虫嫌いなのでゾッとしまくりです。ベッドに寝ると目の前が天井で、その天井にシロアリの大群が見えた事が有ります。勿論「錯覚」で。まさに「まぼろし~」です。

◯ミキちゃんへ
コメント有難う御座います。ゴメン、ゴメン。深い意味なんて何にも無いし、我が家でも実際「ミキさん」なんて呼んだ事無いので俺も違和感が在ったんだけど、こう言う場で馴れ馴れしく呼ぶのは何か「スケベジジイ」みたいな気がして抵抗が在った。でも元々、違和感が在ったので普段通りに呼ぶ事にします。普段から呼び捨てでは呼んで無いから呼び捨ては出来ないです。それに呼び捨てなんかしたらそれこそ「スケベジジイ」になっちゃうので普段通りの「ミキちゃん」って呼びますね。

◯内緒さんへ
コメント有難う御座います。御褒め頂いて恐縮です。だけど俺の文章なんてそんなに大層なもんじゃ無いですよ。所詮は素人文章ですからね。次のテーマは何にしようかと最近はいつもネタを探してます。別にウケを狙ったりしてる訳じゃ無いんだけど、音楽ネタとかのマニアックなのは一部の人しか喜ばないのでボツ。やっぱり人々が興味在る事をと心掛けてはいます。心掛けてはいるけど、最終的には俺の文章なんだから好きに書こうと思ってます。でも何かリクエストが在れば言って下さい。

◯健ちゃん-baabaさんへ
コメント有難う御座います。応援有難う御座います。あのP.Tさんは俺が病院に通い始めた時から訓練して貰ってるから結構長いです。最初は一番最初の担当P.Tさんの副担でした。現在は外来担当なので結局俺を担当するんです。本当は色んな人に担当して貰った方が良いでしょうけど、俺としては長い人の方が安心します。長いのに全然安心じゃ無いのはK.J医師だけです。長い分、段々ストレスが溜まっていきますね。

◯たんぽぽさんへ
コメント有難う御座います。お待ちしてましたよ。それもスゴい話ですね。人間には蛇と虫ならどっちかと言うと蛇の方が苦手な人と虫の方が苦手な人がいるそうなんですよ。俺も勿論両方とも苦手ですが圧倒的に虫の方が苦手で、おまけに汗っかきなのでその話は震えます。汗と言えば最近「錯覚」が増えました。シャツがグッショリなる程の寝汗を掻いてるはずなのに、妻に確認して貰うと何処にも汗なんか掻いておらず素肌もシャツも全部サラサラなんです。いつも「そんなバカな~」です。

◯ふーみんの姉さんへ
コメント有難う御座います。最近は「ハンバーグ」の事を「バーグ」、「エレベーター」の事は「ベーター」と言うそうなんです。どちらも普通の「イントネーション」では無く「尻上がり」に発音します。「感覚」は他の物に例えれば伝え易いのですが、「イントネーション」を文章で表現するのは非常に難しいです。プロには簡単なんだろうけど素人の俺には殆ど不可能に近いですが、いずれ何とか挑戦してみようと思ってます。恐らく凄く回りクドい言い方になるんだろうなと思います。

◯タカさんへ
コメント有難う御座います。この変な「感覚」は酷く酔っ払った時や、ヤバいクスリでラリッた時に似てます。結局、恐怖なのはそう言う理由が無いからなんでしょうね。だって酔っていたら全然怖く無い。酔って無いのに変な「感覚」だからビビるんです。どうせ「錯覚」ならもっとHappyな「錯覚」してくれれば良いのにと思います。例えばスイスイ歩いてる「錯覚」とか。それこそ映画の「トータル・リコール」みたいに。

◯クリームあんみつさんへ
コメント有難う御座います。俺は両手足とも目視しないと何処に在るのか判らない事が多いです。なのでテーブルの下の足は目視出来ないから、いっつも誰かに確認して貰わなきゃなりません。だから特にパー車から普通の椅子に移乗する時なんか超面倒臭いです。アロンアルファの感じを分かって貰えて嬉しいです。良い事を教えて貰ったので、早速、ネットで調べて俺も試してみようと思います。俺にも効く事を期待して。が、過剰な期待は禁物です。

◯京奈良飛鳥さんへ
コメント有難う御座います。リンク有難う御座います。基本的には好き勝手に書いてる俺の文章ですが、少しでも皆さんの役に立てれば幸いです。24の「柳原リハに再入院」に介護士さんの事を書きましたので良かったら読んで下さい。

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